ヤード用地の購入に舵を切った理由

シンクロジスティクスの一木です。

先般、当社は北九州の新門司において2万3千坪の土地を取得(購入)いたしました。今回は、土地取得の背景や目的について共有させて頂きたいと思います。

 

■なぜ土地を取得するのか

現在当社は、ヤード用地を購入する方針に舵を切っております。新門司を皮切りに、京浜地区、関西、中部など全地域で土地取得に向けて動いているところです。

マーケットが変動しやすく不確実性が高い中古車輸出ビジネスにおいて、ヤード用地は港湾局などが保有している土地を借りることが一般的です。従来は当社も、まず土地を借りた上でサービスを組み立ててまいりました。しかし、借りた土地は返納時期が来れば手放すことになり、返納のタイミングによってはマーケットの変動に対応しづらいような局面も出てまいります。

その点、ロジ事業者がまとまった土地を確保しておけば物流量の変化に柔軟に対応できるようになります。荷主様はいつでも安定的に多くの車を仕入れて輸出していただけますし、協力会社の方々もビジネスの見通しを立てやすくなります。このように、荷主様をはじめとする全ステークホルダーの利益を最大化するためには、土地を購入することが最善ではないかと考え決断に至りました。

 

■地場企業のポテンシャルを引き出したい

北九州の海の玄関口とも称される新門司は、北九州市が産業振興を目的に埋め立てを行った区域でございます。私はかねてより地域活性化に貢献したいという想いを持っていましたので、民間の一事業者として携われることを嬉しく思っております。

この度、新門司港や九州自動車道にアクセスしやすい場所にまとまった土地を取得したことを機に、地場企業の方々との連携を深め、さらにビジネスを促進していきたいと考えています。

北九州には創業100年を超える老舗の地場企業も多く、地域に根差して事業を展開されています。古くから日本の国際物流を支え、長年にわたってノウハウや信用を築かれてきた地場企業には、僭越ながらまだまだ伸びしろがあると思っております。当社の新たな取り組みを通して、地場企業が持つ大きなポテンシャルを十分に発揮していただきたい。今回の土地取得にはそういった想いもございます。

 

■円安トレンドを追い風に

当社は創業10年を迎えたばかりですが、ありがたいことに仲間と呼ばせてもらえるような方々が社内外を問わず増えています。このような方々の存在は大変心強く、継続的なお力添えや叱咤激励のおかげで、創業当初はイメージできなかった次の10年後まで考えが及ぶようになりました。今回の土地取得にあたっては、「今後マーケットが下がったとしても、新しいマーケットを開拓すればいい」「ビジネスモデルを作り直せばいい」とポジティブに考えられるようになりました。

輸出ビジネスに携わる私たちにとって、長期化する円安トレンドは追い風であり頑張りどきです。関係者の方々と共に取得した土地を最大限に活用しながら、日本から1台でも多くの車を輸出できるようチャレンジし続けたいと思います。

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