ロジスティクス事業者と物流事業者はどう違うのか?
お客様にはたくさんの船積み依頼を、協力会社の皆様には格別のお引き立てを頂き誠にありがとうございます。
SYNC LOGISTICS 代表の一木でございます。
本年より、
- 自動車輸出やロジスティクスどうあるべきか?
- 社内での取り組み、事業方針
- 最新の市場・マーケット情報
- 顧客事例・協力会社事例紹介
といった情報を発信し、これまで以上にSYNC LOGISTICSをご理解頂いた上で、業界全体に貢献していければと考えております。
第一回目は、ロジスティクス事業者と物流事業者はどう違うのか?という切り口でお話をさせて頂きます。
■物流+マネジメント=ロジスティクス
インターネットなどで、物流を英訳するとロジスティクスと表示がなされる場合があります。物流:Physical distribution, ロジスティクス:Logisticsとして訳されるのが正しいです。
物流は最低限、
①輸送(モノを運ぶ。)
②保管(モノを預かる。)
③荷役(モノを積み下ろしする。)
成り立つと言われていて、現代では
④包装(モノを適切な方法で収納する。)
⑤流通加工(モノを運んているときに、壊れない加工)
⑥情報管理(モノに関わる情報管理)
といったところまでが責任の範囲と言われています。
対して、ロジスティクスはこの「物流をいい状態にキープし続ける」ところまでが責任の範囲と言われています。
具体的には
(1)在庫スペースの適正化
(2)物流コスト削減
(3)物流の効率化
(4)商流の支援
までが責任の範囲になります。
■SYNC LOGISTICSは、ロジスティクス事業者です
当社は創業時から物流事業者としてではなく、ロジスティクス事業者としてサービスを展開をしており、顧客の成功を支援することで成長を重ねて参りました。
中古自動車の輸出でいうと、月間200台以上の規模を輸出していくのであれば物流を良い状態にキープするロジスティクス事業者と取引をすべきと考えています。
トラブル対応や課題が生まれてくる台数であり、上手く組み立てればビジネス成長を後押しできます。
以上。物流事業者とロジスティクス事業者の違いについてお話させて頂きました。
ぜひ、違いを意識されてみてください。