【最新のマーケット情報】モンゴル向け動向について

【最新のマーケット情報】モンゴル向け動向について

 

SYNC LOGISTICS 一木でございます。

今日は、当社が最も得意としているモンゴル向けの最新のマーケット情報についてお話をさせて頂きます。

 

モンゴルは、東アジアの北部に位置しており人口約330万人、日本の国土に比べ、約4倍の広さがある国です。経済の中心は首都であるウランバートル(Ulaanbaatar)で全人口の約半数が集中しています。『遊牧民が草原やゲルで暮らしている国なんですよね?』と聞かれることが多いのですが、ウランバートルはれっきとした都市で、毎年発展を続けています。毎年出張に行くと新しい道路が増えていたり、ビルが建設されている町並みを見ることが出来ます。

■直近の日本からモンゴルから日本への輸出台数

  • 2021年1月 3258台
  • 2021年2月 3260台
  • 2021年3月 5284台
  • 2021年4月 7544台
  • 2021年5月 5529台
  • 2021年6月 5387台

こちらが、直近の輸出台数です。モンゴルは冬はマイナス30度近くまで気温が下がりレジャー活動が減るため、車の売れ筋が悪くなるのですが、3月から8月にかけては車を購入して田舎に遊びに行く人達が増えるため、一気に輸出台数が増えていくマーケットです。

■モンゴルへの輸送と現在の現在の輸送状況
モンゴルー日本間の輸送は、船による海上輸送、中国における内陸鉄道輸送、モンゴル国内における内陸鉄道輸送手配を、つなぎあわせることでコンテナを輸送します。複数のコンテナ積み下ろしにおける貨物ダメージや、三国間にまたがる通関といったトラブルの起きやすい物流になっています。

「新型コロナ禍」の中で顕著になっている世界的なコンテナ不足と海上輸送費の高騰がモンゴル向けにも影響しています。1.5倍~2倍への運賃アップ、空VANの不足、船会社のモンゴル向けBOOKING受付停止といった状況が生まれています。

■どう対応すべきか?

  • モンゴル側のFORWARDER、CONSIGNEEとの打ち合わせ
  • モンゴル側の複数FORWARDER利用の検討

が効果的です。

モンゴルには約200社のFORWARDERがおり、運賃、支払い条件、起用できる船会社に違いがございます。現在の状況は年内は継続すると予想しており、早めのアクションおすすめいたします。
当社のモンゴル向けサービスの案内はこちら。
https://www.sync-logi.com/ja/forwarding/mongolia/

以上。今後もこういったマーケット情報の共有をさせて頂きながら、サービスの安定に努めさせて参りますので、ご愛顧のほどお願い申し上げます。