日本からの中古車輸出の活性化をするには?

日本からの中古車輸出の活性化をするには?Part1

 

SYNC LOGISTICSの一木です。

今日は、「日本からの中古車輸出の活性化をするには?」という観点からお話をさせて頂きます。

現在、SYNC LOGISTICSは2023年3月までに、自動車輸出取り扱い台数 No.1 という目標を掲げております。これは、業界内のシェアを拡大していく、奪いにいくという意味でございません。当社がいることで、日本からの自動車輸出台数を最大化していきたい。自動車輸出事業者様との成功を、協力会社様、社員とともに支援し続けて行きたい。そういった想いを込めさせた計画でございます。

 

■業界内で共有したい考え方「発展の仕組み」

自動車の輸出は、

①輸出者ー輸入者の間で行なわれる売り買いが実施される商流

②私達のようなロジ会社及び、物流会社が請け負う物流

に大別できます。

この2つの関係における重要なポイントは、「物流を増加させるには、売り買い(商流)を増加させる必要がある」ということです。

自動車輸出業界にいる方であれば、すぐにイメージがつくかと思います。一台のお車が輸出するには、輸出事業者が自動車を買付けし海外の顧客に販売していきます。その商取引を中心に、陸送会社、港湾事業者、港湾作業会社、通関会社、海上ドレージ会社、輸出検査会社、船会社といった多くの関係者が役割を果たしていくことで船積みが進んでいきます。それぞれの会社は営利目的の企業ですので、提供価値に応じた対価を得ることで存続、事業拡大をしていくことになります。

『輸出者の言いなりになるべき。』と言っているのではなく、「関係者の発展を目指すには、最初に成功するのは自動車輸出事業者様になる」ということを理解をした上で、各関係者は役割を果たして行くことが大切であると考えています。

この仕組みを理解した上で全関係者の協調関係を築くことができれば、輸出台数の最大化は実現できると考えています。(協調関係:互いに力をあわせて物事に取り組んでいる関係)

 

  • 例えば、オークションで落札された車を、短納期で輸出YARDへ搬入する。
  • 例えば、車をECサイト上で売りやすくするために多くの写真を撮影する。
  • 例えば、船の安定的なスペースを準備する。

といった商流を加速させる事を中心にすることで、業界全体はより発展していくと信じ、私達はサービスを提供し続けてまいります。

ご共感いただける部分や、ご意見があればぜひメッセージいただけると幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございます。