経営合宿の開催〜私から、私達へ〜

経営合宿の開催〜私から、私達へ〜

 

SYNC LOGISTICS 一木です。
今回は、当社が実施している経営合宿の取り組みについて共有させて頂きたいと思います。

 

■経営合宿とはなにか?

当社では、3ヶ月に一度”経営合宿”なるもの開催しています。役員に加え、マネージャー(部長)クラスの人材が、丸一日かけて議論を行います。

ここ1~2年は、コロナウィルスの蔓延により、大きく市場環境に変化が起こりました。事業規模の縮小や撤退の意思決定、在宅勤務への対応に対しての草案作成などを経営合宿の場でおこないました。
経営合宿を『環境の変化に適応しながら、私達らしい制度や意思決定を行う重要な場』として位置づけております。

つい最近の合宿においては、私が立てた目標(2023年3月期までに、年商:50億円達成)に対して、各部署のマネージャーが計画を発表しました。売上高は
『私達が提供しているサービスが世の中に対して生み出している価値のトータル』であることを明確にした上で、どうやってお客様に対しての「付加価値(粗利)を最大化していくのか?」を議論いたしました。

加えて、来年度入社の新卒社員の配属先決定や、組織体制の変更を検討致しました。「2023年3月期までに、どんな組織でありたいか?」の意見を集約し、意思決定をしていくプロセスは毎回、熱い議論がおこります。

 

■私から私たちへ

私たちが経営合宿を行うのは、会社が成長を続けるために方針の共有が重要であると考えているからです。私は社長として、5年後や10年後を見据え(視座)、会社や市場の状況を見渡し(視野)、様々な関係者がどういったものの見方をしているか(視点)を考えながら、経営を行っています。

  • 視座:物事を認識する時の立場。
  • 視野:一目で見られる範囲。観察・思慮などが及ぶ範囲。
  • 視点:観点。物を見るために向けた視線がそそがれる点。

創業当初は、お客様が必要とされているサービスを提供し続けることに注力して参りました。
関係者の中長期的な成長(成功)を考えれば「関わる一人ひとりを本当の意味で理解し、目指すビジョンを共有する」ことも、サービス提供と両立していく必要がある、と私は考えております。

今回の合宿では、私の発案で『ライフライン』なるものを実施し、「なぜ自分は仕事をするのか?どんな時にモチベーションが上がるのか?」といったことを全マネージャーとの間で共有する時間を取りました。
一人ひとりにはその人にしかない物語があり、大切にしたいものが必ずあります。その部分を会社のビジョンに重ね合わせることが出来た時に、初めて『当事者意識』が生まれてくるのだと思います。

最後まで、ご覧頂きありがとうございます。