東京オフィスへの集約。日本の中心で、世の中に必要な会社になれるか。

■川崎オフィスを閉鎖します。

シンクロジスティックスの一木です。

今回は、東京オフィスへの集約(川崎オフィス閉鎖)についての背景や目的について共有をさせて頂きます。今から約8年前の2015年3月、私はスーツケース二つを持って、創業の地である福岡を離れて川崎に出てまいりました。お恥ずかしい話ですが、福岡県南部の久留米市で育った私は東京も横浜もあまり変わらないイメージでございました。実際は全く違う地域でしたが、当時の私が川崎を京浜地区の拠点として選んだのは、

①東京と横浜の間に位置し、アクセスが便利であったこと。

②人口の増加率が高かったこと。

③人に活気があり、多様性を感じたこと。

といった理由からでした。

当初の目標であった京浜地区におけるヤードの開設も実現し、最初の拠点として川崎を選んだことは間違っていなかったと思います。そんな川崎はプライベートも含めて大好きな街ですし、受け入れてくださった方々には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

 

■進む電気自動車への移行

そんな川崎オフィスを閉鎖し東京に集約をするのは、”より変化に強い組織にし、グローバルで勝負する”ためです。

みなさんご存知の通り、自動車産業は欧米を中心に電気自動車への移行トレンドが進んでいます。電気自動車はモーターで駆動するため、エンジン車に比べて仕組みがシンプルです。

トヨタ自動車をはじめとした国内メーカーは強みであるエンジン以外の部分で強みを出していく必要があり、私達の主要貨物である中古車も大きな影響を受けると言われています。充電設備のコストや導入の遅れ、航続距離の短さといった課題で普及を楽観的に考える意見も散見されます。

しかしながら大量に生産すればコストは低下しますし、設備に関してもユニット化が進んでおり普及は加速度的に増加していくと思います。実際に先日モンゴルへ出張した際、中国系の電気自動車メーカーの進出が目立ち、ユーザーも安価でスマートなデザインの新車に乗れることを喜んでいました。日本で携帯電話がスマートフォンの普及率が9割を越えるのに約10年。当たり前は大きく変わっていくのかもしれません。

 

■世の中に必要な会社になれるか?

こういった状況の中、より変化に強い会社になっていくため東京へオフィスを集約をいたします。

現在、私は東京の浜松町で仕事をしています。約3年間、仕事をしていて感じるメリットは

①情報と人が多く集まる。

②新しいトレンドが生まれやすい。

③世界への認知度が圧倒的に高い。

といった点です。

2023年3月13日からは日本においてもマスク着用は個人の判断が基本になることも発表(https://www.mhlw.go.jp/content/001056979.pdf)され、より国内外の人が集まる場面が増えていくと考えています。また、当社のスタッフも積極的に海外へ出張するようになってきており、今後もより加速させていくつもりでございます。

創業から日本からの中古車輸出のロジスティクスサービスを中心に事業展開をしてまいりましたが、今後はより新たな事業領域にチャレンジをしていきたいと考えています。これまで培ってきた経験を活かしながら、自分のポテンシャル、世の中のポテンシャルを信じる方達とこれまで以上に会社を成長させていきたいと思います。これまで以上に東京オフィスにて共創の企画をより多くの方々と進めさせていただけることを楽しみにしています。

最後までご覧頂きありがとうございます。