東京本社の移転を終えて ~多様な人が集まる場所に~

シンクロジスティクスの一木です。

今回は、2月に実施した東京本社の移転について共有させて頂きたいと思います。

 

■本社移転の背景

東京本社を浜松町から新橋に移し、2月末より新オフィスで業務を開始しました。浜松町のオフィスは2021年10月に開設しましたので、約2年半での移転となります。

本社を移転することにした理由は、社員数の増加によってオフィスが手狭になったことに加え、統一された企業文化を醸成したいと考えたからです。

実は浜松町の旧オフィスではサテライトオフィスを増設し、本社勤務の社員は2拠点に分かれておりました。本社とサテライトオフィスは数十メートルの近距離とはいえ、拠点が分かれると職場の雰囲気がそれぞれ違ってきますし、異なるカルチャーが醸成されつつあると感じていました。

人が増えて組織が大きくなると、セクショナリズムが生まれやすくなると言われています。セクショナリズムは縄張り意識のようなもので、部門間の連携が希薄になり、生産性の低下につながるなどのリスクがございます。そのような状況に陥る前に、本社機能を担う二つの拠点を集約し、シンクロジスティクスの企業文化を全社員で育んでいきたいと考えました。

 

■社内イベントは新たなタレントを見つけるチャンス

本社移転プロジェクトは、営業企画部のマネージャーを中心としたワーキンググループのメンバーで進めてもらい、新オフィスのコンセプトづくりからレイアウトの企画、内装の選定まですべて任せました。

オフィスづくりは緻密さや創造性が求められる難しい仕事です。私はこれまで10ヶ所ほどオフィスをつくってまいりましたが、忙しい業務と並行して進めなければならないのでとても大変ですし、ストレスもかかります。そのような状況でも、いかにディテールまで気を配れるかがアウトプットの質を高める上で重要です。苦心しながらも、そのことを意識しながらプロジェクトをやり遂げた経験が、一人ひとりのレベルアップにつながっていると感じます。

また、今回のような社内イベントを社員に任せると、新しいタレントが見つかることがあります。例えば、普段は定型業務が多いオペレーション系の社員に、クリエイティブな才能を見出せたりします。社員の隠れた能力やポテンシャルを引き出すという意味でも、社内イベントは有意義だと思います。

 

■多様な人が集まり、ビジネスを前進させる拠点に

新橋の東京本社オフィスは、東京駅や羽田、成田にアクセスしやすい立地です。地方や海外に行き来しやすいという地の利を活かして、国内外のさまざまな人たちが集まる場所にしていきたいと思っています。

新たなサービスを作ったり、問題を解決したりする際に私が大切にしていることは、多様な人の意見を聴くことです。自分とはものの見方やアプローチ方法が異なる人と話し合うことで、効果的なアイディアやブレークスルーが生まれやすくなると思いますし、これまでの経験から実感もしています。

皆さまのビジネスを前進させるための交流の場として、新しい本社オフィスをぜひご活用ください。当社も社員一同さらなる努力を重ね、さまざまなアイディアを着実に実行し、具現化できるような組織を目指してまいります。

 

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