会社が望む行動指針を示す②

■人の良いところを探して真似しよう

SYNC LOGISTICS 一木です。

前回に続き、当社の行動指針(Credo)について共有をさせて頂きます。3つ目のクレドは”人の良いところを探して真似しよう。”です。皆さんは”真似”は悪いことだと思いますでしょうか?良いことだと思いますでしょうか?考えながら、真似をすることがとても大切だと思います。物事の本質や価値を理解したり、活用出来るようになったりするためには実際に体感をする必要があると考えています。いつも、何気なく挨拶をしている人が相手の目を見て明るくはっきりとした挨拶をすることで”自分の周りが明るくなり、声がけが増える。”といったことを体感することもあれば、良く早とちりをする人が”人の話を最後まで、理解しながら聞く。”といったことを取り入れて、周りと自分の変化に気づくこともあると思います。この2つの事柄の本質的な価値は”コミュニケーションは通じ合うこと。”を体感できることだと思いますが、その価値は自分で体感するからこそ学びにつながっていきます。「学ぶ」は「真似る」の語源と言われます。当社の社員にはこういった気づきや学びを日常的に感じることで、相互の成長機会にしていって欲しいと感じています。

また、具体例として私がSYNC LOGISTICSの見積書のフォーマットを創る際に、サービスの評判が良い同業者や類似業種のフォーマットを5社程度集めることからはじめました。それぞれの見積書に書かれている共通の項目は何なのか?なぜ、同じ項目と異なる項目があるのか?文字のフォントやサイズは何なのか?なぜ、そういったフォントやサイズを選んでいるのか?といったことを一つ一つ考えて当社のフォーマットを完成させました。こういった真似からはじめて、なぜ?を突き詰めていく感覚はいつも大切にしています。

■人の挑戦をリスペクトしよう

4つ目は“人の挑戦をリスペクトしよう。”です。これまで多くの社員を見てきましたが、『チャレンジする気持ちはあるのだけど長続きしない。』『ストレスもかかるし、そんなに頑張ったからって大きなリターンが来るかわからないし。』『自分は今できる精一杯の中で十分だ。』といったような理由で、一歩を踏み出せない人が多いなと思います。そんな中でも、勇気を持って自分がこれまで出来なかった事に対して、一歩を踏み出せたとしても、『わからないことがたくさんある。うまく出来ない。楽しくない。』といった状況になります。

そういった時、周りにこれまで出来なかったことに取り組んでいる自分に対して『すごいね!』という賞賛を送ってくれる人や『大変だよね』という労いを送ってくれる人がいれば、投げ出したくなる気持ちを踏みとどまらせてくれるのではないでしょうか?人は弱いものですから、自分がチャレンジしていることを隠したがる傾向があります。ですが、自分への自信と挑戦をリスペクトしてくれる仲間がいて、これまでの自分だけでは到底なし得なかったことにチャレンジし、最後までやりきれる社員をどんどん増やしていきたいと思っています。

■「ありがとう」は声に出そう

最後は”「ありがとう」は声に出そう。”です。普段からも、節目においても自分が持っている感謝の気持ちを伝えることは、私自身も忘れやすいのですが大切にしていきたいことです。毎日、頂いている船積みのご依頼は当たり前ではございませんし、人生における大事な時間の中で当社で働いてくれているスタッフがいること、当社を信頼(信用)しロジスティクスサービスをご一緒に構築頂いている協力会社様がいることに感謝をしています。最初はゼロから始まったことをいつまでも忘れることはございません。こういった感謝や敬意は想っているだけでは伝わりませんし、そういった感謝を伝えられる方こそ多くの仲間に囲まれていくのだと思います。全社員にこういった行動指針を落とし込んでいき、当社の文化として根付かせて参りたいと思います。

最後まで、ご覧頂きありがとうございます。